個人のモチベーションに焦点を当て、

組織活性を図り成果を引き出す

経営コンサルティング会社リンクアンドモチベーション。

 

その新しい手法のコンサルティングサービスで注目を集め、

会社は急成長。

 

今回はリンクアンドモチベーションを創業された小笹芳央氏にお越しいただき、

『モチベーション』をテーマにご講演頂きました。

 

本レポートではリンクアンドモチベーションの急成長の背景から、

皆様の起業・経営に役立つヒントをお伝えしていきます。

 

 

なぜモチベーションなのか

 

戦略やITなど経営コンサルティングのサービスは世の中にたくさんあります。

その中でなぜ小笹氏は”モチベーション”に着目したのでしょうか?

 

「戦略を実行するのもITを生かすも殺すも使うのも結局は人。

本当の意味で重要なのはそこで働く人のモチベーション。

どのコンサルティング会社も手を付けていなかったから私がやったんです。」

 

ゼロから起業し、急成長を続けるリンクアンドモチベーション。

その成功哲学はどういったものなのでしょうか。

 

それは”独自の時間と空間”。

そして”可変なことに集中する

ということ。

 

この2つが小笹氏の成功の背景にあるのです。

 

 

成長を支える「哲学」

 

急成長を支えてきた哲学はどんなものなのでしょうか。

小笹氏は成功の背景を尋ねられるといつもこう答えるそうです。

 

変えられることにエネルギーを集中させる

 

このスタンスを小笹氏自身とても大事にしているそうです。

 

しかし、多くの会社が変えられないことに

時間を費やしているのが現状だと言います。

 

「変えられること」とは何でしょう。

「変えられないこと」とはなんでしょう。

まずはそれらを見極めることが大切なのです。

 

 

変えられないこと・変えられること

 

変えられないこととは「感情」「他人」「過去」です。

では、変えられることとは何でしょう。

 

小笹氏は変えられることとは

思考」「行動」「自分」「未来

だとおっしゃいました。

 

会場では小笹氏のファシリテーションで

いくつかワークを行い、

 

変えられないこと”と”変えられること

 

の違いを参加者の皆さんに体感して頂きました。

 

 

変えられることに集中する

 

部下のミスが2日も遅れて入ってきたときには

声を荒げて怒りたくなります。

 

しかし、この怒りの感情は自分では変えられないのです。

 

そんなとき小笹しは考え方と行動を変えるために

ある”呪文”を唱えると言います。

 

その呪文とは

 

調度良かった。これをきっかけに〇〇(行動)しよう

 

先ほどのように部下がミスをした場合、

どのような呪文になるのでしょうか。

 

「調度よかった、このタイミングでミスが発覚して。

 もっと会社が大規模になってから発覚したら大変だった。

 これをきっかけに2度とミスが発生しないようにチェック体制を強化しよう。」

 

このように変えられない”感情”ではなく、

変えられる”行動”に焦点を当てるように意識するのです。

 

 

まとめ

 

経営者にとって重要なことはなにか。

 

「自分」という変えられることに集中し、

「自らが日々変化していくこと」が重要なのだと、

小笹氏はご経験の中から見出してきました。

 

皆様も”変えられないこと”ではなく、

変えられること”に集中し、

モチベーションをマネジメントしてみてはいかがでしょうか。

 

みなさま自身、そしてチームメンバーのモチベーションを高く保つことで、

成功し続ける会社が1社でも増えれば私たちも嬉しく思います。