初めまして、Uマッチ事業部代表の佐藤です!

 

早稲田大学×株式会社ビジネスバンクグループによる
実践的な起業プログラム。

その名も

「早稲田大学実践起業インターンREAL」 通称REAL(リアル)

第3期目となる今年度(2020年10月〜2021年9月)、
代表事業の1つに選ばれましたので
今回、筆を執らせていただいております。

 

私たちが手掛ける「Uマッチ」は、
東北から上京した大学生にUターンを選択肢に
入れることを当たり前にしてもらいたい!

という想いから始まったサービスです。

 

今回は、

・Uマッチの始まり

・Uマッチのミッションと事業内容

・メンバー紹介

という流れで、Uマッチ事業部について紹介させていただきます!

 


Uマッチの始まり

最近ちょっと怖いことを体験しています。

何かというと、「地元が消えつつある」という体験をしているのです。

 

私の祖父母が住んでいる場所は、農家が多く住み、田んぼが一面に広がる地域です。

(↑祖父母の田んぼです!稲がなっていない田植えの時期も綺麗です!)

 

これは秋田の中でも田舎の方の話ですが、
県庁所在地である秋田市も帰省する度に
人材不足でお店がどんどんなくなっています。

秋田市も近いうちに、
町が機能しなくなりそうであることの片鱗が現れ始めているのです。

 

このままでは地元がなくなってしまうと確信を持っています。

これは絶対に目をそらしてはいけないことで、
上京した若者の一人である私だからこそ
アクションを起こさなければいけないなと感じました。

 

小中学生の頃は、
収穫期の稲穂が綺麗でずっと見ていたものです。

しかし、高校になる頃、だんだんと稲のなる田んぼが減り、
荒れた田んぼが増え始めたなと感じました。

 

それに気付くと芋づる式にいろいろ見えてきました。

そこかしこで飼われていた牛がいつの間にか1頭もいなくなっていたり、
お墓参りに行くと手入れのされていないお墓が増えていたり、
祖父母の家がある町に訪れている間に住人と一切すれ違っていなかったり…

 

そこに住んでいる高齢者や、
親や親族に会いに時々訪れていた若者が、
かなり減ったことを目の当たりにしました。

 

こうして町って消えていくんだな…」と、
かなりぞっとしたことを覚えています。

 

この地元への問題意識こそが、
今回東北の人材不足を解消するようなサービスを
立ち上げようと決めたきっかけです。

 


 

Uマッチのミッションと事業内容

 

さて、そういったきっかけで始まったUマッチですが、
Uターンを当たり前に。」というミッションを掲げております。

 

人口流出による東北地方の若者不足、
人材不足という課題は、
Uターン就職希望者を増やすことによって解決できます。

 

「Uターンを当たり前に。」というミッションは、
とてもシンプルでストレートですが、
非常に難しいことです。

 

まずは、Uターンを「気にしてみること」を当たり前に。

そして、Uターンを「選択肢に入れること」を当たり前に。

ゆくゆくは、Uターンを「希望する」ことを当たり前に。

 

私たちは、Uターンを考える様々な段階においてこのミッションを達成すべく、
事業内容を立案しています。

 

そしてその事業内容はというと、
始まってからの数か月、かなり行き詰っておりました…笑

 

最初に考えていたのは、
東北から上京した大学3,4年生と東北の企業のマッチングでした。

しかしこれは、
もうすでにどういった方向性で就職するかを考えている大学3,4年生に、
急に東北への就職を選択肢に入れてもらう難しさに直面し、
少し方向性を変えようという話になります。

 

そして次に考えたのは、
東北から上京した大学1,2年生と東北の企業のマッチングでした。

もう就職の方向性を決めている大学3,4年生ではなく、
まだ就職の方向性を決めていない大学1,2年生を対象とし、
かつ就職ではなくインターンという形で参加してもらうことで
Uターンと向き合ってもらうハードルを下げるという目的がありました。

 

こうして就職紹介やインターン紹介のマッチングをすべく
色々と試行錯誤していたのですが、
Uターンを促進するために、
もっともっと根本的な部分でするべきことを見つけたのです。

 

それは、

「『認知の壁』を取っ払う」

ということです。

 

東北の企業は、企業HPが止まっていたり、
大手就職支援サイトでは大企業に検索上位を独占されて
企業情報が埋もれてしまっていたりと、
情報発信に弱みを持っていました。

 

どれだけ企業に魅力があっても、
上京した学生にはその情報が届きづらいという現状があったのです。

上京した学生が東北の企業を知れない一方、
東北の企業も地元外にいる学生との接点を持つことに難しさを感じていました。

 

こうして東北の企業と上京した学生の間には、
「認知の壁」が生じていたのです。

 

私たちはその「認知の壁」を取っ払うことができるような
事業内容を考えることにしました。

 

そのためにまず私たちが着手しているのは、
東北の企業情報の発信です。

SNSなどが発達したためか、
現代の学生には、
受け身かつ視認性の高い状態で情報を収集したい人が
多いように感じます。

そこで私たちは、SNSやWEB運用を通じ、
「見る就活」と銘打って、
文字ではなく画像や動画の形で、
学生に東北の企業の情報を視認性の高い形で発信することを考えました。

 

今後は、企業の情報発信に加え、
東北の企業と上京した学生をマッチングするサービスなどもできればと考えています。

 

 


 

メンバー紹介

ここからは、私たちUマッチ事業部のメンバーを紹介していきます!
まずは、代表の私から。

 

uマッチ 佐藤

代表:佐藤 華子(サトウ ハナコ)

早稲田大学 商学部

 

出身:秋田県

趣味:音楽、映画、食

 

今回のインターンの抱負:

昨年度は逃したこの起業インターンの機会を、
まさか今年度獲得することができるとは思わず、
本当に参加できていること自体嬉しくてたまりません!!

そして何より、
自分の地元が持つ課題にまつわるサービスの立ち上げが
できるということにも嬉しさや強いやりがいを感じています!

今、日本中の地方が共通して抱える課題について、
学生のうちに何かしらアクションを起こすことには
大きな意義があると思うので、インターン期間中、
試行錯誤を重ねて何か結果を残せたらと思います!

よろしくお願いします!!

 


uマッチ 大島

メンバー:大島 沙矢佳(オオシマ サヤカ)

早稲田大学 商学部

 

出身:兵庫県

アルバイト:中国語の授業のTA、焼肉屋「叙々苑」のホール

サークル:早稲田祭運営スタッフ

趣味:焼肉屋巡り、お笑い、ドラマ鑑賞、日本酒利き酒

 

今回のインターンの抱負:

「一緒にやらないか」。

代表からの一言で、私は「起業」という
大きなチャンスを手に入れることができました。

このチャンスを決して無駄にしてはならない。
だからこそ、このインターンで主体性を忘れずに取り組んでいきたいと思います。

私たちは東北の企業と都内の大学生を
マッチングさせる事業を展開するのですが、
地方就職率の低下は、私の地元兵庫でも顕在している課題であります。

この起業というチャンスを手にしたからこそ、
日本の地方就職の課題にも向き合い、
少しでも改善されるように努めていきます。

 

 


uマッチ 斉藤

メンバー:斉藤 由宇(サイトウ ヨシタカ)

東京理科大学 工学部 電気工学科

 

出身:秋田県

アルバイト:塾講師、SE

 

サークル:軽音楽サークル、学園祭実行委員会

趣味:ベースの演奏、FPS

 

今回のインターンの抱負:

高校時代の同期が起業をするということで、
サークルやアルバイトで学んだWeb関連の技術で力になれないかと思い、
参加させていただきました。

学生時代に起業の一端を担うという貴重な体験は
なかなかできるものではないと思うので、
全力を尽くしたいと思います!

1年間よろしくお願いします!

 


uマッチ 水野

メンバー:水野 大空(ミズノ ソラ)

早稲田大学 法学部

 

出身:長野県

サークル:法律サークル

趣味:ブラジリアン柔術

 

今回のインターンの抱負:

まずとにかく代表の器量。

そこに惚れて一緒に取り組みはじめました。
特に同じ地方出身であると言う点に共感を覚え、
地方への就職率向上を目指して事業に取り組んでいます。

ともに地方から日本全体を活性化させていきたいです!

 

 


uマッチ 出村

メンバー:出村 宏樹(デムラ ヒロキ)

早稲田大学 商学部

 

出身:大阪府

 

今回のインターンの抱負:

コロナの影響でオフラインで会うことが
叶わないことも多いとは思いますが、
他のチームの方も含めて刺激しあえる
いい仲間と巡り合えるのが非常に楽しみです。

よろしくお願いします!

 

 


uマッチ ロゴ

挑戦とワクワクに満ちた、

「既に都」な田舎との出会いをお手伝い。

今こそ、Uターンを当たり前に。

 

Uマッチ

 


 

ここまで読んでいただきありがとうございました!
これからの「Uマッチ」の活躍をぜひとも楽しみにしていてくださいね!!

 


 

【ライター】

佐藤 華子(サトウハナコ)

早稲田大学商学部3年

株式会社ビジネスバンクグループ Uマッチ事業部代表

Mail:hanako.sato1013[at]gmail.com([at]の部分を@に変更をお願いいたします)