こんにちは!

Photogenic Station事業部,最後の投稿者となりました、寺山侑希と申します。

私はこのインターンシップを通して、ビジネスを展開する難しさを痛感しながらも、その一方で大きなやりがいを経験することができました。

本稿ではその、私が実践起業インターンシップREALに加入して一番やりがいを感じた瞬間の一つの印象的な出来事についてお話しようと考えています。

成人式イベントでの出来事

 

私にとってのその瞬間は、成人式イベントで初めてお客様にサービスを売った時です。

成人式イベントは、カメラマンさんと一緒に写真映えスポットに出向いて、新成人の方の写真をお撮りするイベントでした。(詳細はこちらの記事に記してありますので、ぜひ読んでいただけたら嬉しいです。)https://bbank.jp/president-ac/real/real20200408/


私にとっては、お客様に商品を売るのは初めての経験だったため、イベント前は不安でいっぱいでした。もちろんサービスの質に自信はあったのですが、果たして買ってくれるだろうか、、という思いは常にあったままイベントに臨みました。

しかし、多くのお客様がサービスを注文して下さった上、お客様は私たちが撮った写真にとても喜んでくださいました。

その時、写真をみて喜ぶお客様がいっぱいの笑顔でお礼をして下さったのが、今でも忘れられません。


自分のチームのサービスを世に出す形として作り上げ、お客様にそれを喜んでもらう、そしてその対価としてお金をいただく。


これこそが、私のやりたいことだったのだと実感しそれを経験できたことに大きな喜びを感じました。起業冥利に尽きる、そんな思いでした。

イベントでのたった一日の出来事ですが、サービスを売る人間の持つべき大切な矜恃を獲得したという意味で、かけがえのない経験をさせて頂いたと考えています。

これから社会人になってからもこの経験は忘れません。このような経験をさせて下さった、お客様はもちろん成人式イベントの準備から当日まで一緒に活動した事業のメンバーの方には本当に感謝しています。

 

3期生へのアドバイス

この経験から第3期生の方に、僭越ながらアドバイスさせていただくとすれば、常にお客様の目線に立って商品の案を考えることが重要だという事をお伝えしたいです。

私たちが事業をして商品、サービスを売るに当たって、一番理想とするプラン、具体的には価格、私たちで言えば写真の枚数、などプランを決めて営業をするわけですが、それがお客様が喜ぶものなのか、求めるものなのかを考えることが大切です。

私たちが売りたい商品がお客様が欲しい商品とは限りません。

当たり前だと思うかもしれませんが、私は自分が売りたい商品をお客様にいかに買ってもらうかに囚われてしまい、お客様の需要を聞き出せず発注に至らない事ばかりでした。

しかし、成人式イベントで感じた、「お客様に喜んでもらう商品を売る」という視点を持っていれば、そのようなことは防げたでしょう。その意味で、営業をもう少しうまくやれたのではないかと後悔している部分があります。

3期生の皆さんはぜひ私の失敗を参考にしていただけたら嬉しいです。


最後に

最後のまとめとなりますが、私はインターンに参加するに当たって、ビジネスの知見が全くなく、起業をしてビジネスを展開したいという情熱のみで事業に加入しました。そんな自分と同じ事業部のメンバーとして一年間も一緒に活動して下さった陳さん、牧野さん、本当にありがとうございました。

そして何より、至らない所が多かった中粘り強く指導して頂いたメンターの野田さん、先生方、そして貴重な機会を提供して下さったビジネスバンクグループ様に多大なる感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。

 

[ライター]

早稲田大学 文化構想学部3年

寺山侑希