ブログリレー8日目を担当します!
ばあごはん事業部、早稲田大学スポーツ科学部3年の見並万綾と申します!

早速ですが私は、「絶対にここREALで身についたスキル3つ」についてお話しさせていただきます。

 

1.脱自己満!目的の明確化
2.一次情報に耳を傾ける
3.メンバー1極める&突き進む

 


1.脱自己満!目的の明確化 

活動していると、やりたいことが山ほど出てきます。 確かにREALでは、自分がやってみたいことを自分の行動力次第では本当になんだって試すことができます。しかし、コミットできる時間は限られています。そこで、「やりたいこと」と「できること」を区別し、少しでも確実に成果をあげることが大変重要になってくると思います。

もし、「誰」にとって「どんなメリット」があるのか、「どこ」に「どんな効果」をもたらすのかといったことが明確化にできていない場合、すべて「やりたい」が先行したただの自己満足になってしまう危険性があります。私は、REALでは自由に事業を行える分、学生がやりたいことをやって、結局社会には響いていない趣味のようなクオリティになってしまいかねないという怖さもあると日々感じていました。

それなので、一つ一つ、はじめにターゲットや目的という軸を固めておくことで、具体的な行動に移した時に繰り返し軸に立ち返り、ブレずに実行できると思いました!
この授業、やはり猪突猛進な行動力がとても大事ですが、「あれ、これって自己満になってない?」と気づくことができる客観性も同じくらい大切かなと思います。

 

 

2.一次情報に耳を傾ける

次に、同じくらい大切なのは、現場の声を聞くこと
ばあごはんの場合は、新宿区の団地の50〜80代のシニアの声、学生の声、社会福祉施設の方々の声などでした。これらの声は、ターゲットとなるシニアや学生の暮らしや特徴を知り、真に価値のあるサービスを提供するために必要不可欠です。ネットに載っている知識や自身の先入観や価値観に頼ってしまうと、届けたい人にとって価値のあるサービスにはなりません。また、既存の世に出回るサービスとの差別化を図ることもできません。

そもそもシニアとの関わりが少ない私たち学生は、その声一つを聞くのにとても苦労しました。しかし粘り強く、団地に毎週足を運び、シニアの方一人一人と信頼関係を築くことがいかに大事なことであるかに気づかされました。

例えば、オンラインの新企画について考えているとき。「コロナで減った交流の時間を多くした方がきっといい!シニアの人はどう思うのかな?」と疑問に思った時に、率直にシニア本人に聞いてみました。予想とは真逆の「40分くらいが手軽で良い」という答えが帰ってきたり、「長時間は疲れる」「運動だけしたい」など理由がはっきりして疑問が解消されました。「そもそもzoomの使い方わからない!」と新しいヒントになりそうな声を聞くこともできました。いくら学生の頭で考えても現場の声には勝てません(笑)おかげで、企画したイベントの満足度80%以上を達成することができました。

人から聞いた情報ではなく、私たちにしか見えない、聞くことができない「一次情報」の大切さを実感したのでした。

 

3.メンバー1極める&突き進む

最後に、これはチームの中で、人を動かす影響力を持つ時に重要なスキルです。
「あれをやりたい」「これをやりたい」、口先だけでは人は簡単には動きません。本当にやりたいなら、チームの誰よりも先にそれについて調べ上げ、誰よりも詳しくなり、誰よりも早く一つ目の行動を起こすべきです。ここで改めてその調べ上げて実行した内容を共有することで、チームのみんなもイメージが湧きやすくなり、協力しやすくなります。

ある時、私はチームに「早口言葉を新オンラインイベントの題材にしたら面白そう!」とLINEで共有しました。忙しいみんなからの反応は薄い。でもめげずに、まずは早口言葉からオーラルフレイル(口の虚弱)、要介護防止などの関連ワードを調べ出しました。次に、実際に私が早口言葉に挑戦した動画を共有。すると「面白そう!」「僕も早口言葉やりました」と返信や動画が送られてきて、その後は私主導でスムーズにイベントの準備ができました。

自分である程度進めてみて、提示する。誰よりもそのことを考える。
そうすることで、自然とチームに影響を与えることが可能になると気づけた経験でした。
どんなコミュニティでも通用するスキルだと思っています。

これら3つのスキルは、アルバイトでもサークルでもゼミでもなく、確実にばあごはんで活動する中で培われました。勇気を出して途中からメンバーに加入し、自分よりも1ステップも2ステップも上の思考を持つメンバーと活動できるって最高の体験です!!

「学生で起業」、それだけでなんだか凄いことをしている感覚に陥るけれど、
所属しているだけで満足するなんて勿体ない!です。

ぜひ、どんどん自分なりのスキルを磨いていって下さい!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました????
次は、我らがばあごはんの代表、半田さんです。

 

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【ライター】
ばあごはん事業部 早稲田大学スポーツ科学部3年 見並万綾