中村朱美 プレジデントアカデミー

 

「佰食屋」というお店を知っていますか?

「ガイアの夜明け」を始め、
数々のメディアで取材され、
話題沸騰中のお店です。

佰食屋 プレジデントアカデミー

このお店、何がすごいのかと言うと、
「飲食店の常識」を、
ことごとく打ち破っているのです!

例えば・・・

◯どんなに売れても「100食」限定
◯飲食店なのに残業ゼロ
◯有給休暇の消化率100%
◯従業員の給料は百貨店並み
◯原価率は驚異の50%
◯広告費用ゼロ

上記はどれも、飲食店の常識から考えると
「ありえない」ものばかり。

しかし、それでも、
実際に佰食屋は大繁盛し、
成長を続けています。

今では

「新しいビジネスモデル」
「考え抜かれた絶妙のビジネス設計」
「新時代の働き方」

などなど、
絶賛の声を受けることが多い佰食屋。

しかし、その歩みは決して、
順風満帆なものではありませんでした・・・。

【窮地を救った「たった1つの出来事」】

佰食屋のビジネスモデルは、
現在の飲食店経営の常識を、
ことごとく破っています。

実際、出店の2ヶ月前に参加した
ビジネスプランコンテンストでは、
審査員に、けちょんけちょんに酷評されたと言います。

「そんなの、うまくいくわけがない!」
「アホらしい!」

中小企業支援の専門家や
大学教授を中心とした審査員は皆、
「このビジネスは失敗する」と言ったそうです。

それでも代表の中村氏は、
自分の信念を曲げず、
一歩を踏み出しました、

しかし、お店をはじめて1ヶ月。
売上は全く伸びませんでした。

佰食屋なのに、
最初は「20食」すら売れなかった。

開店資金の500万円は、
ほとんど尽きてしまいました。

通帳の額は、
恐ろしい速度で減っていきます・・・。

「もうダメかもしれない」

そんな言葉が脳裏に浮かんだ、ある日。
事態は一変したのです。

ある1人のお客さんが書いた、
佰食屋を紹介したブログ。

それが、
Yahoo!ニュースのトップページに
掲載されたのです。

その日を境に、突然、
お客様がうわーっと押し寄せるようになりました。

一気に1日の販売数は70食を突破。

そこから、各種メディアに取材を受けながら、
客足は伸び続け・・・

創業から3ヶ月。

「昼営業だけで100食を売り切る」、
名実ともに「佰食屋」を実現したのでした。

「たまたま運良く、
 メディアに掲載されただけじゃないか。」

そう思いましたか?

私たちは、そうは思いません。
そこには「運を引き寄せるだけの」、
周到な戦略があったのです。

【「バカな」と「なるほど」が両立するビジネス】

「たまたまメディアで紹介されただけ」
「ただのラッキー」

もし、そうであれば、
佰食屋のブームは一時的なもので
とっくに終わっているはずです。

しかし、
前述の「Yahoo!ニュース掲載」は、
2012年のこと。

現在でも佰食屋は
「毎日100食」を売り切り続けています。

なぜ、一過性のブームに終わらなかったのでしょうか?

それは、佰食屋が「圧倒的な商品力」を
磨き上げていたからです。

佰食屋では、商品開発をする際に、
クリアすべき4つの条件を定めています。

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【佰食屋流 商品開発の4つの条件】

1.月に1回、自分がその金額を出してでも行きたいお店かどうか
2.家庭で再現できないもの
3.???
4.???

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圧倒的な商品力を持ったものを、
圧倒的なコストパフォーマンスで提供する。

そのために、広告費などの費用を極限まで押さえ、
それを「原価」につぎ込んでいます。

具体的に佰食屋が意識しているのは、

「ミシュランガイドに掲載されるお店の料理に匹敵するものを、
 圧倒的なコストパフォーマンで実現すること」。

この「圧倒的な商品力」があったからこそ、
一度訪れた人がリピーターとなり、
客数が伸び続けていったのです。

うまくいくビジネスモデルには
「バカな」と「なるほど」が共存しています。

佰食屋のビジネスモデルは
「売上を減らす」「短時間労働」など、
一見すると、多くの「バカな」が目につきます。

しかし、よくよく見ていくと、その「制約」によって、
「なるほど」という「ビジネスの合理性」が生まれているのです。

いったい、どんな「なるほど」が、
「バカな」を支えているのでしょうか?

その絶妙なバランスと、愛に溢れた取り組みの数々は、
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