浜口隆則の経営論 Vol.55:慢心と戦う
「慢心」していないか?
「このままでいい」
「このまま続くだろう」
社長が、そう思った時、
その会社の凋落は始まっている。
一度、軌道に乗った会社の多くがダメになってしまうのは、
ほとんどの場合、経営者の「慢心」が原因だ。
自信は持っていい。胸を張って仕事をすることも大切だ。
しかし<自信>と<慢心>は違う。
自信は、さらなる努力と成長を生むが、
慢心は、怠惰と凋落を生む。
慢心することは、とてもラクだ。
うぬぼれているのは、とてもラクだ。
井の中の蛙でいることは、とてもラクだ。
しかし、そんな状態が長く許されるほど、市場経済は甘くない。
甘くないからこそ、経済は発展していく。社会はより良くなっていく。
だから、しんどくても、自分の慢心と向き合おう。
慢心と、戦い続けよう。
それも、社長の大切な仕事。
― 浜口隆則・著『社長の仕事』より抜粋
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