浜口隆則の経営論 Vol.42:経営者は見られている
厳しい時に、下を向いていないか?
どんなに優秀な経営者でも、
長く経営をやっていると、厳しい時代の一つや二つは、ある。
何をしたらいいのか分からず、途方に暮れる時、
誰を信じていいのか分からなくなり、孤独を感じる時、
何をやっても手ごたえが無く、徒労感だけが残る時、
そんな時の一つや二つは、やってくる。
それでも経営者は、前を向いていないといけない。
胸を張って、上を向いて歩いていないといけない。
なぜなら、あなたは、見られているから。
あなたは、お客さんから、見られている。
あなたは、社員から、見られている。
あなたは、社会から、見られている。
人は、下を向いている人から、商品を買いたくないものだ。
人は、元気の無い人には、ついていきたくないものだ。
社会は、そういう人に、何かを任せたくないものだ。
だから、経営者は、まず、上を向くこと。
どんなにつらい時でも、我慢して、上を向いていること。
それは経営者の「大切な仕事」だ。
― 浜口隆則・著『社長の仕事』より抜粋
浜口隆則の書籍『社長の仕事』を自社に落とし込みたい方は、
まずは資料をご請求ください!