浜口隆則の経営論 Vol.34:忙しいという免罪符
「忙しい」を言い訳にしていないか?
「忙しいから、できない」
本当によく聞く言葉だが「忙しいこと」は、
「経営を未熟なままにしていい」という前向きな理由にはならない。
確かに、社長はむちゃくちゃ忙しい。
経営のすべての領域に責任があり、
安心して任せられるチームをつくれていない場合がほとんどだから、
忙しいのは当然のことだ。
しかし、日常業務の「忙しさ」を言い訳にしていると、
経営は、いつまで経っても変わらない。いつまでたっても良くならない。
そして、忙しいままであり続ける。
「忙しい」という言い訳を捨てよう。
「忙しい」という盾を捨て去ろう。
そして、経営の根っこを伸ばす仕事に向き合おう。
経営の根っこに向き合うのは簡単なことではない。
だから、多くの経営者は日常業務に逃げ込む。
そして、そこから出られなくなってしまう。
そうならないためには、まず、
「忙しいから」という言い訳をスッパリと捨てることだ。
― 浜口隆則・著『社長の仕事』より抜粋
浜口隆則の書籍『社長の仕事』を自社に落とし込みたい方は、
まずは資料をご請求ください!