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浜口隆則の経営論 Vol.21:前向きな危機感

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「危機感」を「バネ」にしているか?

 

 

大好きなことをしていたら、成功できる・・・
心地の良いことをしていたら、成功できる・・・
確かに、そういう場合もある。

 

しかし、人に進化した魚は、
その進化の過程で、陸に出るのが大好きだから水中から飛び出したのだろうか?
心地良かったから水中から飛び出したのだろうか?

 

違う。彼らは変化に必死に「適応」しようとした。
「危機感」があったから水中以外の環境に挑戦し、そして、飛躍的に進化した。

 

進化や成長を強力に支えるのは、心地良さではなく、危機感だ。
経営は、いったん成功すると、かなり心地良い。
だから、多くの経営者は、それに酔う。
「うまくいっているのだから大丈夫」と思い、そして、失敗してしまう。

 

しかし成功し続ける経営者は、
「明日、会社が潰れるかもしれない」という危機感を、
いつも心のどこかに持っている。

 

成功すればするほど危機は訪れるもの。
だから、心地良さは「危機へのサイン」でもある。

 

危機感を持っているか?
心地良さに目がくらみ「危機へのサイン」を見落としていないか?
常に、チェックしよう。
「前向きな危機感」を持ち続けよう。

 

 

― 浜口隆則・著『社長の仕事』より抜粋

 


 

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