「弱者の自覚」は、あるか?

 

 

起業に挑戦するような人には、優秀な人が多い。

 

実際、多くの人が優秀な会社で、
大きな貢献をした実績を持って起業に挑む。

 

しかし、その多くも失敗してしまう。
それは、非常にもったいないことで社会的な損失と言える。

 

見、有利に見える優秀な人たちが失敗してしまう意外な理由は・・・
「弱者の自覚がない」ということに起因することが多い。

 

 
「弱者の自覚」が持てない経営初心者は、
自分の置かれている今の状況を正確に理解していない。

 

そして、錯覚したまま、これまで実績のあった、
大きな会社の戦略、強者の戦略で経営をしてしまう。
それでは、うまくはいかない。

 

弱者には弱者の生き方がある。

 

あなたは、優秀だ。きっと、強者でもあるだろう。
しかし、あなたが始めた会社は、そうではない。
弱者以外の何物でもない。

 

この事実を深く自覚すること。
それが成功への大きな第一歩になる。

 

 

 

― 浜口隆則・著『社長の仕事』より抜粋

 


 

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