【今回のQ&Aはこちら】====

Q.

採用の4ステップは、
ずっと同じ人が関わるべきですか?

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A.

採用の4ステップは
「別の人」が関わっていくことを
オススメします!

やはり
「1人の目」で見える範囲には
限りがあります。

様々な目、様々な角度から
見ることによって

「立体的に」
その人を見極めることができます。

その際のポイントは、
「採用の要件定義」を
しっかりとすることです。

【採用の要件定義(例)】

1.要件
2.詳細
3.見極める方法
4.Goodな回答/反応
5.Badな回答/反応

上記の5つの要素を定めていきます。

例えば、私たちの場合であれば、
下記のようなものを定めています。

(営業職の採用の場合。
 全21項目から2つを抜粋。)

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<要件1>
[要件]ベクトルの一致

[詳細]
 ・「どういう軸」
  「どういうベクトルを持っているのか」

[見極める方法]
 ・質問:弊社のどこに興味を持ったんですか?

[Goodな回答/反応]
 ・ミッション・事業内容への共感
 ・現職に物足りなさ。顧客にもっと貢献したい

[Badな回答/反応]
 ・自分のスキルアップ・キャリアアップのため
 ・声がかかったので

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

<要件2>
[要件]自律・自立力
[詳細]
 ・自分で自分を律して、甘えない人

[見極める方法]
 ・質問:どうやってモチベーションを
     維持していますか?

 ・質問:会社の方針に
     納得できないと感じたとき、
     あなたはどうしますか?

[Goodな回答/反応]
 ・問題・課題を「自分の中」に定義し、
  自らの行動によって、
  それを解決しようとする。

[Badな回答/反応]
 ・問題・課題を「外部」に定義し、
  被害者として振る舞う。

  文句を言うだけで
  結局は何も行動しない。

=================

私たちの場合は、こういった項目を
「21項目」設定しています。

こうしたものを定めると、
人材を見極める際の「共通の定規」を
つくることができるのですね。

そして、面談ごとに、面接官が、
それぞれの要素ついて
メモ書きを入れていきます。

4人の面談が終わると
「共通の見極め要素」に対して、
4人の見解が集まります。

そのメモ書きを元にして
「採用/不採用」を判断していくと、
間違いが少なくなります。

 

 

 


 

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