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経営者必見!鋭いアウトプットを出す「具体と抽象」能力

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ハイレベル人材だけが使える、「具体と抽象」能力

私たちが鋭いアウトプットを出すには
「具体と抽象の往復運動」が必要不可欠です。

「具体と抽象」、私たちの生活は突き詰めると
この二つの対立概念から成り立っています。
しかし、日常生活で「具体」「抽象」という言葉は
往々にして次のように使われませんか?

「あの人の話は具体的でわかりやすい」
「あの人の話は抽象的でわかりにくい」
「もう少し具体的に話してもらえませんか?」

このように、具体=善、抽象=悪という印象を
私たちは少なからず持っているのではないでしょうか?

しかし、「抽象」という概念は人間を人間たらしめ、
他の動物と異なる存在と決定づける重要な知的能力です。

一方、動物は具体的事象を具体のまま捉えます。
もちろん「具体」も重要ですが、
「抽象」だけが人間特有の能力なのです。
「言葉」や「数」がその最たる例です。

抽象化について学ぶことで、
私たちは具体と抽象の往復運動をすることができ、
豊かな発想ができるようになります。
しかし、多くの人が具体レベルの考えで
終わっているが現状です。
抽象レベルでも、物事を捉えられるようになると、
一つ頭抜けた存在になります。

 

「具体と抽象」をマスターすれば、食事中でさえ新たなアイデアが閃く

抽象化には様々な定義があります。

・同じ属性を持った具体的事象をまとめて一つに分類する
・ある目的に必要な情報だけを切り取って一言で表現する
・具体的事象から本質を抽出する

特にビジネスの場面で活きてくるのは3番目。
本質を抽出するとは、
「他の領域にも転用可能な構造を発見する」ことです。

例として、回転寿司を取り上げましょう。
回転寿司をただ具体レベルで捉えると、
「客席まで寿司が回転してきて食べられる」です。

これを抽象化して考えてみると、
「小分けで食事を楽しめる」
「多様な種類を試すことができる」などの
構造を発見できます。

提供者視点で考えると、
「繁忙時間帯には見込み生産、
閑散時間帯には受注生産で対応できる」
などがあります。

このような特徴を抽出して、
タイでは回転しゃぶしゃぶが展開されています。

 

具体(回転寿司)→抽象化(特徴を抽出)→具体(回転しゃぶしゃぶ)

 

食品レベルで考えて、闇雲に「寿司」を
別の食品に変更するだけでは具体と抽象ではなく、
具体と具体の往復運動になってしまいます。
そうすると転用には成功しません。

具体(回転寿司)から抽象化して
本質(小分けの食事)を抜き出し、
別の具体(しゃぶしゃぶ)に転用することで、
具体と抽象は機能するのです。

 

「具体と抽象」能力の秘訣は「Why」と「謎かけ」

抽象化能力を磨く2つの方法をご紹介します。

①「なぜ?」を考える

何か成功しているビジネスや
面白い事象に出会った時に、
「なぜ?」を問いかけることです。

「なぜ成功しているのか?」
「なぜ面白いと感じたのか?」
などを自分に問いかけ言語化することで、
ただの感想で終わることなく
本質を抽出することができます。

他業界にも目を向けて
「なぜ?」を考えることで、
自分の業界にも応用できます。

②アナロジーと謎かけ

アナロジーとは
「類似のものから推論する」ことです。

簡単にいうと、
似ているものから「借りてくる」こと。

前述の寿司としゃぶしゃぶや、
Netflixがスポーツジムの定額制から
ヒントを得たのが良い例です。

「共通点」を探すという点で、
アナロジーを習得するには「謎かけ」が役に立ちます。
一見繋がりのないAとBから
共通点Cを探すプロセスがアナロジーと同様です。
様々な物事を掛け合わせて共通点を探してみましょう。

***

このように具体的な事象を抽象化することで、
様々な分野に転用して生かすことができます。

具体と抽象を意識することで、
ビジネスマンとして確実に成長していくことができるでしょう。

***
参考文献
1) 細谷功 (2016) 『メタ思考トレーニング 発想力が飛躍的にアップする34問』
2) 細谷功 (2020) 『「具体⇄抽象」トレーニング 思考力が飛躍的にアップする29問』
3) 前田裕二 (2018) 『メモの魔力』

 


【ライター】下境田 直也
株式会社 Urth 代表取締役
早稲田大学商学部4年

大学では商学を専攻。
2019年には、文部科学省が運営するアントレプレナー育成事業の一環であるGapFundProjectにおいて最高評価および支援を受け、起業。
現在は、フリーランス活動を支援する事業を軸に会社活動を行っている。


【監修】
野田 拓志
株式会社 ビジネスバンクグループ
経営の12分野ガイド
早稲田大学非常勤講師

大学時代、開発経済・国際金融を専門とし、 その後「ビジネス×途上国支援」を行う力をつけるために一橋大学大学院商学研修科経営学修士コース(HMBA)へ進学。 大学院時代に、ライフネット生命の岩瀬氏や元LINEの森川氏に対して経営戦略の提言を行い、そのアイデアが実際に事業に採用される。 現在は、「社長の学校」プレジデントアカデミーの事業部長として、 各地域の経営者の支援やコンサルティングを行う。2017年4月からは早稲田大学で非常勤講師として「ビジネス・アイデア・デザイン(BID)」を行う。

 


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