私はボードゲームが好きで、
愛好家が集まる会に
ちょこちょこ参加しています。

今回は、ボードゲームからも
経営の感覚を掴めると思ったので
ご紹介します。

1. 経営を学べる!?ボードゲームの王道『カタン』とは?

『カタン』は、資源を増やし、
街道や建築物を建てながら、
勝利ポイントを競うゲーム。

世界中に、多くのファンが居り、
各地で大会も開催されています。

【『カタン』3つの特徴!】・・・・・・

<特徴1>
 マップがプレイごとに変わるので、
 毎回、違う展開が楽しめる

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・

<特徴2>
 資源交換のために、周りと
 協調、交渉をする必要がある。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・

<特徴3>
 運の要素もあるが、
 戦略が勝敗を大きく左右する。

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基本的なゲームの流れは、こちら。

【『カタン』ゲームの流れ】・・・・・・

◯サイコロを2つ振る。

◯合計値によって、その立地に
 構造物を建設しているプレイヤーが
 資源を手に入れる。

◯その資源を利用して、
 新しい領地に構造物を建設していく

◯構造物は開拓地と都市がある。

 必要な資源を集めると
 開拓地から都市へと進化。

 1回にもらえる資源が倍になる。

◯必要な資源は交渉によって
 プレイヤー間でやりとり。

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ざっくりとした流れ場、上記になります。

評論家の勝間和代さんも
テレビで紹介していたボードゲーム。

戦略的な思考を鍛えることができ、
経営者にはピッタリなものですね。

気になる方はぜひ、遊んでみてください^^

2. なぜ、ボードゲームで、経営の感覚が掴めるのか??

この「カタン」というボードゲームでは
ゲーム後半にかけて
爆発的に資源が増えていきます。

そうすると、自分がとれる戦略も
格段に増えてくるんですね。

それもそのはず。

領地に構造物を建てていくゲームなので、
構造物が増えるほど、そこから安定的に
資源が入ってくるようになります。

これを経営的に考えると、
次のような感じでしょうか。

◯資源=お金
◯プレイヤー=社長
◯構造物=資産やそれぞれのビジネス

しっかりした資産により、
安定的なキャッシュフローを生む。

そして、それを
期待値の高い分野に再投資していく。

もちろん、他の社長(プレイヤー)も、
様々に戦略を練りながら動いています。

そうした中で、どこに資金投下すべきかを
ひたすら考え、実行していく。

そして、二次関数のように
キャッシュフローが増えていく。

『カタン』というゲームは、こうした
「拡大再生産」の感覚を養ってくれます。

また、このゲームをプレイすることで

◯市場を見極め、どこに進むか思考する力

◯相手のニーズを掴み、
 交渉していく交渉術

なども鍛えることができます。

単純にゲームとしても面白く、
熱中する間に経営の感覚も鍛えられる!

『カタン』でぜひ、遊んでみてください!

ライター:秋吉 智紀


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