本日は、株式会社オープンマインド代表取締役であります児島慎一氏をお招きし、
「出版の価値と真実」という内容でご講演いただきました。
児島氏は弊社の代表、浜口の出版した「戦わない経営」
のプロデュースにも関わっていただきました。
このレポートは経営者として成功するために重要なエッセンスをお伝えしていきます。
本を出版するにあたって大事なこと
本を出版する方法について、どうすれば本を出版できるのか、
大事なことを6つの項目で児島氏に語っていただきました。
1.人間性があるか(この人と仕事をしたいか)
2.わかりやすいポジションがあるか(著者の才能やキャッチコピー)
3.読み手にとって、役に立つかどうか
4.物語性があるか
5.現代の時流にあっているか
6.メッセージ性があるか(日本を元気にしたい、明るくしたいなど)
特に、才能と時流の掛け合わせが大切であると児島氏は語られました。
ベストセラーになるための要素
書店にある本のうち、ベストセラーと呼ばれるものは、全体の1%ほどです。
ベストセラーになることによる4つの効果を児島氏は語られました。
1.ブランド力が上がる
2.知名度があがる
3.ファン・お客さまが増える
4.仕事が活性化する
これらから、ベストセラーになれば、読者はともかく、出版業界からのオファーも増えます。
本の売れ行きは、「タイトル」「装丁」「帯」で8割が決まると児島氏はおっしゃられました。
また、書店の店員に、本の良さをどれだけ認識してもらえるかどうかも
売れ行きに大きく影響してくると言われています。
タイトルは、一行で世界観が伝えられているかが重要です。
タイトルにメッセージ性があるか、ストーリー性があるか、
今まで無かったものか、難しいことを簡単に書いてあるか、などがコツです。
例えば、「戦わない経営」では、本来経営とは”戦い”というニュアンスがあります。
そこを常識と相反するタイトルにすることにより興味を生むのです。
そして、それ以上に読者のことを考え、
執筆することが口コミによりベストセラーを生むと児島氏は語られました。
まとめ
本を出版できる人には、第一に人間性が大事であるとおっしゃられていた児島氏。
本が売れる仕組みを理解するのと同時に、
ベストセラーを生み出すことができれば人生は大きく変わります。
関わる人すべての幸せを願い、
ベストセラー、ロングセラーとなる経営者が増えれば嬉しく思います。