スープストックトーキョーのブランド戦略 〜 やりたいことをやるというビジネスモデル 〜

 

こんなことでお悩みの社長にオススメ

  ● 強いブランドをつくりたい・・・
 
  ●「やりたいこと」と「ビジネス」が結びついていない・・・
 
  ●「何の会社ですか?」とよく聞かれる・・・
 
  ● 会社・商品・サービスに特徴がない・・・
 
  ● 商品も会社も、すぐにブレてしまう・・・

 

 
今回はこのような悩みを抱えている社長に、特にオススメの内容です。
 

 スープストックトーキョーは「物語」から生まれた!?

 Soup Stock Tokyo(スープストックトーキョー)をご存知ですか?
 
 「食べるスープ」をコンセプトに1999年に創業。
 
 創業わずか10年で、売上高42億円
 驚異的な成長を遂げているスープ専門店です。
 
 その後も成長を続け、店舗数は60店舗を突破。
 2016年には分社化も果たしています。
 
 なぜ、スープストックトーキョーは、
 こんなにも多くの人の心を掴み、
 愛されているのでしょうか。
 
 そこには、創業者である遠山氏の、
 ちょっとユニークな戦略があります。
 
 
 同氏がお店をつくる際、
 最初にやったことは何だと思いますか?
 
 それは、「ストーリーを描く」こと。
 
  「できあがったお店には、どんな人が来るのだろう?
 
 それを徹底的に考え、
  「秋野つゆ」という架空の人物を生み出します。
 
 そして、戦略の全てを、
  「秋野つゆは、それを好むか?」という基準で
 決めていったのです。
 
 本当に、驚くような細かい部分まで、
 徹底的に決めきっていくのですが・・・
 
 どんなふうに要素を決め、積み上げていったのか?
 当日の講演を、お楽しみに!

 

 

 

 ”一貫性”が、強いブランドをつくる 

 

 遠山氏が想像した「秋野つゆ」という架空の人物。
 
 この人物は、本当に細かいところまで想定され、
 あたかも実在する人物のようです。
 
 たとえば「秋野つゆ」さんは、
 こんな人物だと言われています。
 
 
 ◯ 共働きで経済的に余裕がある
 
 ◯ 都心で働くバリバリのキャリアウーマン
 
 ◯ おっとりしているがシッカリ者で、自立している。 
 
 ◯ 人の事はあまり気にせず、個性的。
 
 ◯ あまり、細かい事は気にしない、大雑把。
 
 ◯ しかしこだわりは強い。
 
 ◯ 化粧気はないのに、きれい。
 
 ◯ オシャレに無頓着なのに、センスがよい。
 
 ◯ 装飾的なものは苦手で、シンプルを好む
 
 
 いかにも、スープストックトーキョーに居そうですよね。
 
 
 この「秋野つゆ」さんに
  「スープストックトーキョーを好きになってもらう」には、
 何が必要なのか?
 
 それを徹底的に考えてつくられたのが、
 今のスープストックトーキョーです。
 
 例えば「立地」ひとつとっても、
  「秋野つゆが寄りやすいこと」を基準として
 決められています。
 
 だから、スープストックトーキョーのお店は、
 オフィス街、駅チカにあることがほとんどなんですね。
 
 逆に、どんなに都心であっても、
  「秋野つゆ」が立ち寄らないであろう「渋谷」には、
 長らく店舗がありませんでした。
 
 (2017年4月に、メニューに工夫を加えて、ついに出店しました!)
 
 ここまで徹底して、一貫性をもって積み上げていくからこそ、
 強いブランドがつくられていくのです。
 
 遠山氏はスープストックトーキョーを分社化した後も、
 続々とユニークなビジネスを生み出し続けています。
 
 次々と愛されるビジネスを生み出し続ける遠山氏の
 ブランドづくりの極意を、ぜひこの機会に身につけてください!