元ANAトップ客室乗務員 三枝 理枝子 氏
今回のプレミアムセミナーでは、
講演活動やグローバルなエグゼクティブ作法を伝承する「作法家」
ご活躍されている三枝理枝子氏にお越しいただきました。
今回のテーマは『経営で差がつくマナーの心得』。
信頼や好感を得ることができる最上級のマナー、
「おもてなし」についてご教授いただきました。
マナーの質は人生の質
人生において一人でなせることは限られています。
だからこそ、人生において
「いかに味方を増やして行くか」が大切です。
味方になってもらうためには
「信頼や好感を他者から得る」ことが重要です。
だからこそ、信頼と好感を得るのに大きく影響を与える
「マナー」が大切であると三枝氏はおっしゃいます。
最上級のマナー
みなさんの「マナー」は何級でしょうか?
三枝氏はマナーを三つのレベルに分け、
◎不快な想いをさせない「基本のマナー」
◎快を与える「上級のマナー」
◎自分自身をイキイキ生きる「最上級のマナー」
とそれぞれを見分けることができるように
教えてくださいました。
例えば、
基本としては
・「みだしなみ」清潔・上品・控えめ
・「笑顔」豊かな表情
・「洗練された立ち振る舞い」
・「あ・い・さ・つ」明るく・いつも・先に・続ける
上級としては
・「名前を覚える」
・「他人に関心を持ち、言葉や態度で示す『愛言』」
・「喋らせ上手」になる
・「相手が聞きたいことを話す」
そして、おもてなしの最上級としては
・人の身になって予想する“Anticipate”
・「お先にどうぞ」と譲る
・「後始末」ができる
・人が喜ぶ心遣いをする
・相手に感謝されないときにも心から「ありがとう」がいえる
これらのことが大切であるとおっしゃっていました。
おもてなしの極意
マナーを持って行動し、
「おもてなし」をするための極意は、
【準備】→【観察】→【行動】→【残心】(振り返り)
【準備】心を整え相手を想い、
【観察】察知・想像し、
【行動】迅速に思い切って行動し、
【残心】(振り返り)
であると三枝氏はおっしゃいます。
まとめ
三枝氏によると『おもてなし』とは
「おも」いやりの心をもって、
「手」を差し伸べて、
ものを「成し」遂げる
ことであるそうです。
みなさまも、ご自身のマナーを見つめ直し、
最上級のマナーで行動し、お客様へ、社内へと
「おもてなし」を取り入れて人生を好転させてください。
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講師紹介

元ANA(全日本空輸株式会社)トップ客室乗務員、株式会社ストロークジャパン 代表取締役
青山学院大学文学部英米文学科卒業 全日本空輸株式会社入社後、国内線、国際線チーフパーサーを務める。VIP(皇室、総理、国賓)フライトの乗務ほか、実機の新入客室乗務員訓練のインストラクター、業務要領プロジェクトメンバーに選抜されるなど幅広く活躍後、退職。 その後ANAラーニング(株)人気講師として、様々な企業への研修を実施。 現在は『和魂進取』を理念に、株式会社ストロークジャパン代表として、「認める・ほめる・期待する」活動で人と組織を根本から元気にする人財育成・コンサルティングに携わる。 講演、人財育成に関する研修・コーチングを年間100回以上実施。研修では99%のリピート率の高さを誇る講師と評価されている。 また、ストロークメソッドの創始者として、ストロークを広める活動や、グローバルなエグゼクティブ作法を伝承する「作法家」として日本の伝統文化や美を伝え、「和魂」の精神、心の豊かさに焦点を当てた自己実現のための『茶禅会』を開催。ベストセラー作家としても活躍している。横浜活性化推進会議のメンバーとして横浜のおもてなし活動に参画。
三枝 理枝子 氏 出版書籍
セミナー詳細
日程 | 2014年4月25日(金) |
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時間 | ※終了しました |
会場 | |
定員 | 70名 |