会社の老化とは?
会社は人間と同様、生まれた瞬間から老化の一途をたどり、
決して若返ることはありません。
したがって会社もうまい歳の取り方を考えた上で
「リセット」をかける必要があるのです。
ここでは、「老化」を「後戻りできない『不可逆性プロセス』の進行」
と定義します。
それは、
「数が増える」「均質化する」「複雑化する」ことで劣化する現象です。
つまり人間も会社も決してこのプロセスを後戻りして「若返る」ことはありません。
不可逆プロセスの対処法
不可逆プロセスは悪いことばかりではありません。
「成長」というのもまさに後戻りできない不可逆プロセスなのです。
実は、「成長」と「老化」という不可逆プロセスは紙一重で、
端的にいってしまえば、「完成されるまでの不可逆プロセス」が
成長であり、「完成後の不可逆プロセス」が老化です。
人間とは違い、会社においては「ずっと成長が続く」という
幻想のもとにものごとが進んでいます。
その幻想の原因といえば「資産の負債化に気づかない」ことなのです。
では、これにどう対処すればいいのでしょうか?
この答えは、誰もが知っている人間そのものの生き方と同じで、
大きく三つのことが考えられます。
①老化を運命として受け入れる
②老化をリセットする
③「眠れるイノベーター」を活用する
本セミナーは、講師である細谷氏が二十年以上にわたって経験してきた
会社という生命体に対する観察結果をワーク形式にてお伝え致します。
このセミナーを通じ、経営者視点で会社を見れるメソッドを身につけ、
さまざまな視点で会社というものを観察できる力を身につけましょう。