今回のプレミアムセミナーでは、株式会社リンクアンドモチベーションの
小笹 芳央 氏にお越しいただきました。

 

 

小笹氏はリクルートに在籍していた頃、数々の偉業を成し、
”伝説の人事”と呼ばれています。

 

リクルートを退職後、モチベーションをテーマに研修会社
株式会社リンクアンドモチベーションを設立。

 

わずか8年で上場させた経営手腕が注目され、
フジテレビ「とくダネ!」、テレビ朝日「ガイアの夜明け
カンブリア宮殿」など多数メディアに出演されています。

 

 

今回はその小笹氏から、【「やる気」と「成果」の最大化理論】
について本質的なお話をして頂きました。

 

 

モチベーションマネジメント 3つのポイント

 

小笹氏はモチベーションをマネジメントすることで、
「やる気」と「成果」を最大化することができるとおっしゃいました。

 

 

小笹氏の提唱するモチベーションマネジメントのポイントは3つ。

1.やりたいことを把握する
2.やるべきことを認識させる
3.やれることを広げる

 

これらに沿って講演は進められます。

 

 

1.やりたいことを把握する

 

まずはエクササイズとして、用意されたワークを行いました。
その集計を取ると、モチベーション特性が判明します。

 

今回のエクササイズでは、下記4つのモチベーション特性に分類されました。

 

A.アタックタイプ(達成支配型)
B.シンキングタイプ(論理探求型)
C.クリエイトタイプ(審美創造型)
D.レシーブタイプ(貢献奉仕型)

 

皆さんはどのタイプに分類されそうでしょうか?

 

それぞれのモチベーション特性にあったマネジメントをすることで、
部下の「やる気」を最大化することができるのです。

 

 

まずは部下のモチベーション特性を知ることから始めることが大切なのです。

 

 

2.やるべきことを認識させる

 

「会社は家族ではなく機能集団である。
 甘えの風土を払拭するために
 【社内に「プロの哲学」を共有する】ことが大切だ」

 

小笹氏は全社員が持つべき考え方や、
判断基準を「DNA BOOK」として、編纂し配布。

定期的に理解度を問うテストを実施し浸透を図るそうです。

 

 

皆さんの社内にもそういった共通の価値観はありますでしょうか?
もしまだという方がいましたら、是非小笹氏のプロの哲学を参考にしてみて下さい。

 

 

 

3.やれることを広げる

 

部下は度々「時空」の中で悩む

と小笹氏はおっしゃいました。

 

どういうことか。

 

例えば、部下が一つミスをしてとても落ちこんでいたとします。
社長からしたらそんなミスは大したこと無いミスにも関わらず、
その部下は自分のキャリアが途絶えたかのように落ち込みます。

 

このように部下の時間軸で見たらそのミスが大変重大に感じますが、
社長の視点からみたら大したことはないのです。

 

 

上司は部下の時空を広げることで、
部下が挑戦できる範囲を広げてあげる必要があるのです。

 

 

まとめ

 

今回は公演時間が90分ということで、
モチベーションマネジメントにおける技術と言うよりは、
より本質的で応用可能なお話をして頂きました。

 

 

本レポートでお伝えした「やる気」と「成果」を最大化するための、
モチベーションマネジメントのポイントを、

皆さまのお仕事に活用して頂ければ幸いです。