グーグルで必要なことは、みんなソニーが教えてくれた

ウォークマンは、負けるべくしてiPodに負けたのだ。

VAIO、スゴ録。ソニーが誇る大ヒット商品を次々生み出し、

途方もない赤字部署をあっという間に立て直した天才は、

何故、愛してやまないソニーを去る決心をしたのか。

 

その後、世界を席巻するグーグルの日本法人社長を務めた著者が振り返る、

ソニーでの二二年間とグーグルでの三年間。

「なぜソニーはアップルを超えられないのか?」

「どうして日本からグーグルのような会社が生まれないのか?」

といった類の質問を私自身も幾度となく受けて来た。

 

「冗談じゃない、日本が生んだソニーは

           アップルやグーグルの手本となる企業でさえあったんだ」

 

というのが辻野氏の本音である。

 

本講演のタイトル「グーグルで必要なことは、みんなソニーが教えてくれた」は、

グーグル全盛の今日にはまさに逆説的だ。

 

しかし日本人が創業した世界企業であるソニーは、本当はそのくらい凄かった。

 

そして私は、そのソニーで、反面教師的なことも含めて実に多くのことを学んだ。

それらの学びがあったからこそ、グーグルの急成長の理由を理解し、

そこで密度の濃い時を過ごすことができたと思う。

と語る辻野氏。

 

ソニーが誇る大ヒット商品を次々と生み出し、

その後、世界を席巻するグーグルの日本法人支社長を

務めた辻野氏が語る経営術とは?

 

講師紹介

辻野 晃一郎 氏

グーグル日本法人前社長

1957年福岡県生まれ。84年に慶応義塾大学大学院工学研究科を修了し、ソニーに入社。88年にカリフォルニア工科大学大学院電気工学科を修了。VAIO、デジタルTV、ホームビデオ、パーソナルオーディオ等のカンパニープレジデントを歴任した後、2006年3月にソニーを退社。翌年、グーグルに入社し、その後、グーグル日本法人代表取締役社長に就任。2010年4月にグーグルを退社し、アレックス株式会社を創業。現在、同社代表取締役社長兼CEOを務める。また、2011年6月よりKLab株式会社社外取締役。2012年4月より早稲田大学商学学術院客員教授。6月よりAOI Pro. 社外取締役。著書に、『グーグルで必要なことは、みんなソニーが教えてくれた』(新潮社、2010年11月20日)。

辻野 晃一郎 氏 出版書籍

セミナー詳細

日程 2013年5月17日(金)
時間 19:00〜20:30 *終了しました
会場
映像配信

セミナー受講費

受講費
一般 8,000円(税別)
会員 無料

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